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個人事業主になってから10年間の失敗を振り返ってみる

振り返ってみたら、個人事業主(後に法人化)して10年経ってました。

波乱万丈だった気もすれば、意外と平穏だった気もしますが、10年も個人事業をやっているといろいろと経験も増えてきます。僕の場合、成功体験については再現性を確かめながらメソッド化して、ブログや書籍で公開しています。ですが、失敗体験についてはあんまり書いてないなぁと思って、noteにしたためてみました。

ただ、失敗って恥の歴史でもあるので、あまり黒歴史を公開し続けるのも恥の上塗りなので、ある程度の部数での限定公開にする予定です。評判が良ければ改訂して再販するかもしれないですが、予定は未定です(評判の良い失敗ってなんだよ)。


さて、僕は「失敗」というものは、行動を止めてしまった時に失敗となると思っています。行動さえ続けていれば失敗ではなく経験値になります。「やってみてうまくいかなかったら、うまくいかなかったことが一つわかったという経験値が増える」んですよ。途中で止めてしまうから失敗という考えになるだけで、ずっと続けてさえいれば単なる通過点でしか無いんです。

なので、借金が10億あって倒産\(^o^)/オワタ的な致命的な失敗というのは現状無いんですが、そうは言っても独立してから10年、躓くことは数多くあったので、そのあたりについて書いていこうと思います。

【目次】

・ブログ飯に至るまでの失敗
 -怪しい無料レポート読み過ぎ問題
 -無料ブログサービスのサイト量産問題
 -低単価ジャンル攻めすぎ問題
 -知識弱いのに高単価ジャンル狙いすぎ問題
 -成功した高単価ジャンルと、成功後の失敗
・SNSアカウントの育成の失敗
・出版に至る失敗
・ボランティア関わり過ぎ失敗
・値付けの失敗
 -安売り問題
 -算出根拠が決まっていない問題
 -やりたい仕事とやりたくない仕事の価格が同じ問題
・地方創生案件の失敗
 -スピード感の違い問題
 -自己紹介多すぎ問題
 -動かない関係者多すぎ問題
 -責任逃れが多い問題
・口約束の失敗
 -契約書つくろう問題
 -あとで仕事回すから問題
・出版プロデューサーの失敗
・染谷の考える一番の失敗

どうしよう、項目出してるだけで黒歴史に心折れそうなんですけど。

※このレポートは染谷が運営するオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」内で無料公開されています。オンラインサロンメンバーは買わないでくださいね(それでも買いたいというのは止めません)。


ブログ飯に至るまでの失敗

-怪しい無料レポート読み過ぎ問題

同じ時代を通っている人だったらご存知だと思うんですけど、10年ぐらい前は無料レポートというスタイルでPDFファイルを配布するやり方が流行っていました。無料レポート配信スタンドで配布されている情報を欲しい場合は、メールアドレスを登録することでそのノウハウが記載されたPDFがもらえるという仕組みです。

レポート配信者は得たメールアドレスを自分の発行しているメールマガジンに登録し、メルマガでさらに情報を配信し、信頼度を上げ(教育し)、バックエンド商品と呼ばれる高額商品や塾などをセールスしていくわけです。


アフィリエイト黎明期の頃は、今のように参考書になるような書籍が少なかったんです。ノウハウはインターネット上の玉石混交の情報の中から、自分の目利き力で判別していく必要があったわけです。

僕の場合、捨てメールアドレスをいくつか用意して、数百本ものレポートを読んだ記憶があります。いま振り返ると、一過性のノウハウばかりで、長い目で見ると役に立たなくて無駄な時間でしたけど、怪しい情報や怪しい人を見分ける嗅覚は鍛えられたと思います。


数万円の情報商材もいくつか買いましたけど、良かったと思えるのは1~2個です。あとはほとんどゴミのような代物でした。結構な金額買った記憶がありますが、今だったら書籍を数冊買えば全部載ってます。そうそう、あくまでもうわさ話なんですが、亀山ルカさんという方と齊藤ミナヨシさんという方が書いているアフィリエイト本はかなり評判が良いという話を耳にしました。


時代は繰り返すとよく言われます。でも、ブームやトレンド、ヒット商品って、ただ単に行ったり来たりしてるわけじゃないんです。螺旋階段的に一段上のステージに登りながら復活していくわけです。

こんな感じで振り子のように同じ位置を行ったり来たりしてるわけじゃなくて、

反対側の要素も含んだ上で、ひとつ上の進化した階層で繰り返されるということですね。螺旋階段状に良くなるというのは、そういう意図で使っています。


今の時代、完全なるオリジナル商品なんてもはやほとんど無いんです。いかに過去のアイディアを、時代に合わせて一段上のステージで再加工するかが肝なんです。

例えばアイドル業界。おニャン子クラブからAKB48への進化が挙げられます。芸能界は、完璧さ→未完成さ→完璧さ→未完成さを繰り返しています。ピンクレディーや松田聖子さんといった完成型アイドル全盛時代から、未完成感溢れるおニャン子クラブ時代へ。そして森高千里さんやWink、安室奈美恵さんなどの完成型時代へ戻り、そして成長型のAKB48へ至るわけです。

例えばゲーム業界。ファイナルファンタジーからファイナルファンタジーXIV(14)への進化はどうでしょうか?買い切り型のファイナルファンタジーシリーズ、グラフィックやストーリーを当時の技術の粋を集めて、完成度を高めていきました。そして買い切り型+オンラインゲームの良さを融合して、多くのユーザーを集めています。

タクシーという古い業界もそうです。Uberがタクシー業界の常識を変えました。従来、タクシーに乗るにはタクシー乗り場に並ぶか、迎車の手配をする必要がありました。流しのタクシーを捕まえられるかどうかはタイミング次第でした。でもUberは、アプリ1つでタクシーを呼べてしまうわけです。クレジットカードを登録しているので、現金の支払いも発生しないわけです。このように古い重厚な業界でも、技術を駆使することで新たなサービスへ生まれ変わらせることができます


さて、アフィリエイトの業界の話に戻りますが、昔あったアフィリエイトの高額塾はオンラインサロンというスタイルに、PDFで配布されていたノウハウはnoteというプラットフォームによって教材から読み物へ変化しています。よりライトで購入のハードルが低い仕組みにリパッケージされているわけです。

過去の無料レポートや有料商材と一緒で、買ってみてゴミだったという経験も再度体験できるので失敗というのは終わらないなぁと懐かしく思う次第です。

-無料ブログサービスのサイト量産問題

ほら、当時の僕って素直だったので無料レポートの低品質な情報でも試してみないと気が済まないんですよ。なので、作りました。SeesaaブログやFC2ブログやJUGEMブログなど、アカウントが(ほぼ)無限に作れる無料ブログサービス使って、10ページぐらいの超ミニサイトをたくさん。

テーマとしてはニッチキーワードで、報酬単価1,000~3,000円ぐらいの商品を販売していく感じですね。A8やバリューコマースなど、大手のASPでも、プログラム全部に目を通すと不思議な商品ってあるんですよ。

電脳卸や、もしもドロップシッピングなどのサービスは今でもマニアックな商品を取り扱ってます。


とにかく商品とキーワードの事ばかり考えて、100個ぐらい作ったのも良い思い出です。ユーザー視点なんてほぼ無かったですね。

いまではログインIDどころかURLすら忘れちゃったので、紹介できないのが申し訳ないのですが、要は何も考えずに作業的にサイト量産しても稼げないということです。

-低単価ジャンル攻めすぎ問題

超ミニサイトの作成が徒労に終わった僕は、中規模のグルメサイトや旅行記サイトを作り始めました。ユーザーが(というか僕が)「あったら便利だなぁ」と思えるような情報を提供していく形ですね。

実際に料理を作ったり、足を運んで食べてみたり、旅行して体験してみたりと、自分の経験をコンテンツに落としていくスタイルです。

僕の本やブログを読んでいる人であれば何回か見かけたことがあるかもしれませんが、代表的なブログが以下の4つです。


レシピ・グルメ系ってサイトを作る人が多いので競争率が高い割に、アドセンスやアフィリエイト等の成果報酬単価って低いんです(商品単価が低いジャンルは広告単価も低い傾向があるので)。だから月額の報酬額なんてホント微々たるもので、夫婦で一回飲みにいける程度の報酬額ぐらいです。ですから報酬額だけで見たら失敗の部類に入ります。ゴリっと稼ぎたい人はグルメ系ジャンルはお薦めしません。もちろん、これだけの記事量を書いたので、レポート系の文章は問題なく書けるようになったのですが。

収益に関して言えば、楽天トラベルや確約航空券、ホットペッパーのアフィリエイトプログラムを上手に使えばもうちょっと収益化できたような気もしますが、いずれにせよGoogleマイビジネスやGoogle予約機能の充実によって駆逐されていくジャンルなのかもしれませんね。


そうそう、余談ですがGoogleマイビジネスといえば、戎井一憲さんという方が書いている書籍がわかりやすいという話を聞いたことがあります。

-知識弱い&興味ないのに高単価ジャンル狙いすぎ問題

ジャンルで言ったら金融案件です。僕、大学ではゼミが金融論だったんですが、それほどクレジットカードとか保険とか資産運用とか興味なかったんですよ(今は興味あるというか相当勉強している)。

で、うろ覚えの情報や本で得た上っ面の知識では、高単価ジャンルの検索上位に鎮座しているサイトには太刀打ち出来ないんですよね。ビックキーワードでガチ勝負しかけても、巨人の足元でポカポカやってる状態です。

いま考えると、もうちょっと購買につながるキーワード次第でなんとでもなる気がするのですが、8年ぐらい前の僕には知識も経験も足りてなかったですね。

-成功した高単価ジャンルと、成功後の失敗

語学教材のアフィリエイトプログラムも高単価案件なのですが、スピードラーニングをメイン商材にしたサイトは成功した部類に入ると思います。


英語教材を実際に体験しながら1年間過ごしたという内容です。このサイトは月額50万円ぐらいの報酬まで伸びました。「スピードラーニング」という単独キーワードの検索結果も、公式の下(2~3位)に位置していました。

で、

で、

当時の僕は、「うまくいっているモノはいじらない」という考え方でした。

この「うまくいっているモノはいじらない」という考え方、ランディングページ(LP)界隈では広まっていた考え方なのですが、「広告を出稿して」、「LPに誘導し」、「申し込ませる」という流れで、LPのコピー、文章、ボタンの配置などを検証し、目標となる申し込み率を超えている状態であればそのまま、目標に足りなくなったらメンテナンスをおこなうという運用スタイルです。

この考えの指標って「申し込み率」なんですよ。集客の部分である「広告を出稿して」がブログではおこなっていないので、検索順位を維持するための行動を常々おこなっている必要があるわけです。

いやー、油断してましたね。僕が検索上位に居た当時は全48巻レビューをおこなっているサイトは1~2個だったんですが、競合がどんどん増えてきて混沌とした状況になりました。なおかつ、ブログ飯などの執筆が始まっていたので、サイトのメンテナンスに使える時間が著しく減少していたんです。

というわけで、安心して、油断して、手を抜いてしまうと高単価ジャンルで落ちていくのは早いという話です。いまの本が書き終わったらメンテナンスしよっと。

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個人事業主になってから10年間の失敗を振り返ってみる

染谷昌利

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染谷昌利

作家、ブロガー、出版プロデューサー。長文のnoteをひたすら書いてます( ᐛ)。 このnoteで公開されているコンテンツはオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」メンバーはすべて無料で閲覧できます。 https://lounge.dmm.com/detail/461/

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