コミュニティ2.0 ~長く続けられるスクール型オンラインコミュニティの始め方~

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変動の時代をビジネス的にも私生活的にも楽しく生きていくためには、自分を中心としたコミュニティを創っておくことが重要です。

とはいえ、ただ漠然と「コミュニティを創る」と言われても、完成形や手順がイメージできていないと、上手にコミュニティを創りだして運営していくとはできません。この記事ではコミュニティという場の作成や維持の仕方までのプロセスを解説します。

さらに、市民権を得てきたというか、なんか怪しいと話題になっているというか、一般社会に溶け込んできた「オンラインサロン」についての問い合わせも増えてきました。

芸能人でも有名人でもない僕が、「ギガ盛りブログ飯」という月額6,480円という決して安くない月会費で、100人前後のオンラインサロンを3年近く運営し続けられるのはなぜか。その知識と経験を全部公開します。

【参考】オンラインサロン「ギガ盛りブログ飯(リンク)」

そもそもコミュニティとは

そもそもコミュニティとは、人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、およびその人々の集団、地域社会、共同体を指します。現実社会ではAKB48を代表とするファンクラブ、Jリーグサポーター、草野球チーム、子育てサークル、PTAなどが該当します。

インターネット業界で表すと、古くはmixiやメルマガ読者、近年ではオンラインサロンやnote、スクーやNewsPicksなどもコミュニティの一種です。

コミュニティの重要性について

これからの世の中、成功しやすいジャンルのビジネスとそれ以外(成功するのが大変なジャンル)のビジネスがあります。まず成功しやすいジャンルの一つとして「プラットフォーム型」があります。

プラットフォームというと鉄道や飛行機などの移動手段や、電力、通信回線などのインフラ業界を想像されると思いますが、世の中には数多くのプラットフォームが隠れています。

プラットフォーム型ビジネスモデル

Apple・・・iPhoneは携帯型デバイス、Macはパソコン、iTunesは音楽のプラットフォーム
インテル・・・パソコンのCPUのチップ提供としてのプラットフォーム
Google・・・検索エンジンというプラットフォーム
楽天・・・楽天市場というネットショップ自体のプラットフォーム
Facebook・・・個人情報のプラットフォーム
Amazon・・・書籍(現在は書籍だけではありませんが)のプラットフォーム
クックパッド・・・料理レシピのプラットフォーム
DMMオンラインサロン・・・オンラインサロンのプラットフォーム


代表的なものをいくつか挙げると、まずiTunesです。これはAppleが運営していますが音楽配信のプラットフォームです。Googleは検索のプラットフォームになっています。モバゲーやGREEはソーシャルゲームのプラットフォームです。

パソコン自体もプラットフォームではありますが、さらに突き詰めるとCPUで使われているチップを提供しているインテルや、OSを提供しているマイクロソフトがプラットフォームになります。

楽天市場やAmazon、アフィリエイトサービスを提供しているリンクシェアやバリューコマース等のアフィリエイトサービスプロバイダもプラットフォームに位置付きます。

DMMオンラインサロンはまさにオンラインサロンのプラットフォームになっています。


このように「サービスの場」を提供する事によって、手数料収益を上げていくモデルは今後も発展するでしょう。

ただし、このような大規模なモデルをすべての人が構築できるわけではありません。

プラットフォームモデルで成功を収めている会社を見ればわかりますが、世界トップクラスの天才が集まって、恐ろしい集中力でハードワークし、軌道に乗ったら資金調達し、多額の投資をして事業を回しています。そして挑戦して成功するのは一握りの限られた人になります。

ですので、僕のような平々凡々とした人はこれから説明するコミュニティモデルを目指すことをお薦めします。

コミュニティ型ビジネスモデル

Apple・・・iPhoneやMacbookなど、生活を豊かにするための商品を顧客に提示し、その理念に共感・参加してくれるお客様でコミュニティを形成している。

AKB48・・・推しメン制度や総選挙など、ファンと一緒になって成長していくアイドル。アイドル本人とファンが同じ方向性を向き、一緒の未来に向けて歩んでいる。完成品ではないが日々成長しているのでファンが応援し、そしてCDが売れる。

クラシックカー専門店・・・求める人は決して多くないが、そのお店でしか入手できない車種があれば必ずそのお店で購入する。そして店内には同じ趣味を持つ仲間が居て、その場に居る事自体が楽しみになっていく。クラシックカーなのでトラブルも多いが、修理に持っていくことでさらにお店に対する愛着が増していく。

釣具店・・・海釣り大会や川釣り大会を企画し勝敗を競うイベントを実施する。あるいはルアーの自作教室や釣れるポイントの勉強会などを定期的に実施し、単なるお客から仲間になってもらうような働きかけをおこなう。

オンラインサロン・・・主宰者の理念に共感したり、参加することによるメリットを享受したりする「場」を提供している。今回のコラムのメイン要素になるので、追って解説する。


Appleは先ほど、iTunesでインフラのモデルと評しましたが、実はコミュニティモデルも備えているという稀有なパターンです。だから時価総額世界No.1なんです。

iPhoneやMac bookを一度でも購入したことのある人は不思議とApple製品を使い続けます。新しいiPhoneが発売されたら、みんな買うのです。そんなに端末ばかり買って、どれだけLINEする友人居るんだよとは思いますが。

このロイヤルティの高さは、ライフスタイルを豊かにするというAppleの理念に強力に共感しているからです。


一昔前はSONY信者という表現もありましたが、それも当時は上手にコミュニティ化していたのだと思います。残念ながら今の時代にSONY信者は著しく減ったのは、このコミュニティ維持に失敗(あるいは重要視しなかった)した結果だと思います。

なお、僕はWindows派なのですが、特にどの機種がいいというような思い入れはありません。特にVAIOにこだわりはなく、レノボでもDELLでも、スペックと値段とデザインのバランスで選択しています。

Appleとの違い、わかりますか?

自分を中心としたコミュニティをつくる意味

自分の得意な場をベースにした強固なコミュニティを構築することにより、好景気不景気関係ない強いビジネスモデルを創り出すことができます。

能力と資本と自信があるのであればプラットフォームを目指すのも悪く無いですが、ビジネスを始めたばかりの人のほとんどが潤沢な資金があるわけではありません。ですので、最初はコミュニティをしっかりと構築し、あなたのコミュニティ内の仲間に支持してもらえる状態を目指しましょう。


コミュニティというとあまりイメージが沸かないと思いますが、要は自分を中心(リーダー)としたグループを意味します。グループのテーマはサッカーサークルのような気軽なものでもいいですし、マーケティングメソッド研究会といった意識高めなものでも構いません。オンラインサロンもコミュニティの一種です。

リーダーと言っても堅苦しいものではなく、一歩先を行く人というイメージです。そして全能である必要もありません。

僕はブログ運営やネットマーケティング、出版などに関しては専門知識を有していますが、イラストが必要な場合は他の人がリーダーのコミュニティのメンバーとして参加します。僕が必要とするスキルが持っている人は、それだけで(僕にとっては)リーダーとなる資質があるわけです。


なお、この記事で言うメンバーとはリーダーの理念に共感した、学びたい、仲良くなりたい、理由はなんでも構いませんが、一つの目標に向かって一緒に歩いている「仲間」と認識していただければと思います。

コミュニティを構築するメリット

結論から先にいうと「損失を出すリスクと機会損失するリスクをほぼゼロにできる」という点が、コミュニティ構築の最大のメリットです。

なんだそれ?って思う人も多いと思うので、具体例を交えて解説します。


例えば株式投資。

まず、株を買うという行為には必ず損失リスクが発生します。確かに市場調査や企業調査をおこなうことでリスクを極限まで下げることは可能です。しかしながら市場は生き物です。株を買った時点で、価格の下落リスクは必ず発生するわけです。

逆に、株式チャートをただ見ているだけだったら行動は伴いません。したがって価格下落による損失リスクはゼロです。ただし、株価が上昇した際に発生する利益を逃している可能性もあります。これが機会損失リスクです。


例えば新商品の開発。

株式投資と同様にトレンドや想定顧客の嗜好、ライバル商品の動向などの市場調査をおこなうことでリスクを極限まで下げることは可能です。しかしながら商品は実際に販売してみないと結果は分かりません。売れれば儲かりますが、売れなければ商品開発費や人件費などの経費を回収することもできません。そう、損失リスクです。

一方、新商品など開発しなければ何も変わらず、ぬるま湯に浸かったままの大企業病生活が続きます。ただし、新商品を開発することによって得られたかもしれない収益や技術力は失われます。はい、機会損失リスクです。おそらくこのような事無かれ企業は競争に破れて淘汰されて、結果として大きな損失を生むと思いますが。


動けば損失リスクは必ず発生しますし、動かなければ機会損失リスクが必ず発生するわけです。損失リスクと機会損失リスクはトレード・オフの関係で、あちらを立てればこちらが立たずという状況になります。一般的なビジネスはこのリスクバランスを落ち着かせるためにマーケティングという名の市場調査をするわけです。

とはいえ、従来のマーケティングメソッドではこの2つのリスク回避を同時におこなうことは不可能でした。でも強固なコミュニティを構築してさえいれば、この両方のリスクを同時に回避することができるのです。


具体事例は誰が見ても明らかなAKB48です。AKB商法が嫌いな人も居るでしょうが、CDを出せば必ず売れます。ライブのチケットを取ることすら困難です。この本質は、AKB48(もちろん研究生含む)のメンバーをリーダーとした強固なコミュニティが形成されているからです。彼女らを応援する、フォローするためにファンはAKBメンバーと一緒になって頑張るわけです。結果としてはお金を使うという形になりますが。

なぜ西野亮廣さんや堀江貴文さんの書籍はベストセラーになるのか。答えは簡単で、コミュニティがしっかりしているからです。

アップルはどうでしょうか。Teslaは?Airbnbは?あの人気セミナー講師は?発信者は?


友人である(友人だと勝手に思っている)株式会社dripの堀口さんと平岡さんが、クラウドファンディングでこのようなプロジェクトを公開しました。

【参考】僕らがほしい、キャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo(プレッソ)」

そもそも目標値が低いんじゃねという大きな疑問はあるのですが、達成率は2000%を超えています。主張するメッセージがパワフルで、発信力があり、自分のコミュニティを構築してさえ入れば、まだ作ってすらいない1万円の財布が700個以上売れるんです。イコール、在庫を抱えるリスクなしにビジネスを展開できるわけです。


コミュニティ内のリーダーとメンバーの関係は、売り手と買い手ではありません。同じ方向に向かって一緒に歩む仲間です。リーダーが理念を語り、一つ上のステージに行くために、より豊かな生活を楽しむために必要な情報(商品)を提供することで、みんなで成長できて、なおかつ居心地が良い「場」を生み出すことができます。

「場」にいるメンバーは、リーダーが一緒に成長するために必要なもの(商品)を提示するだけで買ってくれます。課金ポイントをどこに設定するかだけの話です。もちろん無料で情報提供するだけでも構いません。その場が居心地良ければ仲間は残りますし、悪ければ去っていくだけの話です。


なにが売れるか、支持されるかわからないこの時代に、理念に共感してくれるメンバーに支えられることで、リスクが極限まで下がるというのは大きな優位性です。

もちろんリーダーはメンバーに対して参加するメリットを常に提示していかなければいけませんし、一番成長しなければいけない(一番前を歩かなければいけない)というプレッシャーもあるわけです。これらの点を踏まえた上で自分のコミュニティを作っておくことで、スムーズに自分の事業を開始することもできます。


ちなみにオンラインサロンという仕組みは、自分のコミュニティを維持しやすいシステムです。共感してくれたメンバーとの関係性を深めることで、ファン度を高める事が可能です。逆にメンバーの新規開拓には向いていないと個人的には感じます、あくまでも維持するためのツールです。新規開拓は広くメッセージを拡散する必要があるので、ブログやセミナー、個人勧誘などが向いていると思います。


コミュニティの話が長くなりましたが、今回の記事の本題であるオンラインサロンの話に入っていきたいと思います。

オンラインサロンの分類

まずはオンラインサロンの分類をします。あくまでもこれは僕が考えた分類なので、他にも分類や、そのサロンはそこのカテゴリじゃないだろというご意見はあると思います。

そのあたりはTwitterとかコメントとかで教えていただけると、内容を踏まえた上で反映します。

運営スタイル

1. スクール型

まずひとつ目がスクール型です。主宰からいろんなノウハウを提供してもらうスタイルで、おそらく多くのオンラインサロンがこの型に位置付くと思います。

僕のギガ盛りブログ飯はこのポジションです。

他にも「堀江貴文イノベーション大学」、「箕輪編集室」、「落合陽一塾」もここに位置付くイメージです。


さらに分類すると

a. 先生型
b. 先輩型(伴走型)

の2つに分けられます。先生型は強いリーダーシップでみんなを引っ張っていくスタイル、先輩型は一緒になって目標へ進んで行くスタイルです。

なお、個人的には先輩型が好みです。

先生型だと話しかけづらい、交流しづらい雰囲気が出てしまうのと、リーダーとして責任を負いすぎてプレッシャーが強くなってしまうんですよ。カリスマ性のあるスーパーリーダーだったらそれでもいいんですが、僕のような凡人主宰者はそんな生活耐えられません。

それよりも、一歩前を歩く物知りな先輩、後ろからそっと背中を押してくれる伴走者の方が相談しやすいですし、自分も楽しく過ごせると思いませんか?

長期間、コミュニティを運営するのであれば、リーダー・メンバーの余計な負担を減らしておくことも大切です。

2. メールマガジン型

スクール型にも似ていますが、(ほぼ)毎日のコンテンツ投稿によって成立する運営スタイルです。

西野亮廣エンタメ研究所はこのポジションです。

息を吐くようにコンテンツを投稿し続けられるのすごい…。

3. ファンクラブ型

その名の通り、アーティストのファンクラブと同様のスタイルで、活動を応援する参加者を集め、イベント優待などをおこなう形です。

URA-KiSSというYouTubeアイドルもDMMで「うらこみゅ~URA-KiSS Commune~」というオンラインサロンを開設しています。ここは月会費無料でやってますね。

4. 体験・参加型

最後に体験・参加型です。プロジェクトをメンバーと一緒に組み立て、経験を積んでもらうスタイルです。

西野亮廣エンタメ研究所や堀江貴文イノベーション大学、箕輪編集室などもこのポジションです。人気のあるオンラインサロンは複数の型を同時に満たしてるんですよね。

価格帯

1. 低額・多人数型

月会費を安く(入会ハードルを低く)して、多くのメンバーを抱える運営スタイルです。会費は月額1,000円から、高くても3000円程度。西野さんのオンラインサロンは月額1,000円で3万人弱の参加者を抱えているので、まさにこのポジションです。

メンバー数が多いと、どうしても一人ひとりに対するケアが難しくなってくるので、コンテンツを毎日投稿して、読み物として楽しんでもらえる形式が好ましいです。

多様なメンバーが参加しているので、イベントやプロジェクトの実施時や、書籍等のプロモーション時に絶大なパワーを発揮するが、人が多いということはそれだけトラブルが発生することも想定する必要があります。

また参加者同士の交流型で運営しているBLOGGERS TEA PARTYもこの型に当てはまります。月額500円という低額サロンですが、参加者が自主的にブログを書くイベントを開催したり、交流会を開催したりしています。

2. 高額・少人数型

一人でオンラインサロンを運営するのであれば、このスタイルが最適だと思っています。会費目安は月額5,000~10,000円程度。サポート可能な人数は100~150人。

充実したノウハウ提供や綿密なサポート、リターンの大きさを上手に伝えることができれば、数十人規模のメンバーは集まるはずです。

3. 高額・多人数型

2のスタイルで、多数のメンバーを抱えるスタイルです。堀江貴文さんのサロンはこのポジションで、運用は堀江さんではなく、複数名の専任スタッフがおこなっています。

運営組織

1. 個人運営

ほとんどのオンラインサロンがこちら。主宰者が基本的にすべてをおこなって、状況に応じてサポートメンバーが手伝う形です。

2. 組織運営

西野さんや堀江さん、箕輪さんのように、ある程度の規模感になったオンラインサロンは、運営スタッフを雇っています。ボランティアの場合もあります(というか、ほとんどボランティアなのかな?)。

スタッフになることで主宰者と近づけたり、目の前で色んな経験ができたりするのはメリットですが、感謝の気持ち(気持ちでも金銭でも)を忘れると途端にブラック企業化し、場合によってはアンチ化してしまう可能性もあります。

オンラインサロン運営に必要なもの

取り扱うテーマ(独自性)

非常に重要な項目です。

・なぜこのコミュニティをやるのかという想い(メッセージ)
・主宰者の実績を軸にした提供サービス(オリジナリティ)
・参加することによる価値の提供(期待感)
・メンバーと一緒に目指す未来(ビジョン)
・提供する「場」の解説(参加イメージ)

なぜ独自性が重要かというと、「この人から学びたい/この人と一緒に歩みたい」という想いが強ければ強いほど、スペック勝負・価格勝負に陥らなくなるからです。一方、思いを強くしすぎると、依存度を高めてしまい宗教的になってしまう恐れがあるので、バランスも大切です。

【参考】ギガ盛りブログ飯募集ページ


そもそもオンラインサロンという名称の通り、サロンってFacebookグループを中心としたインターネット上の繋がりをメインにしているところが多いです。でも僕はオンラインよりもオフラインを重視しています。

それは現実社会でのビジネスに繋げて欲しいからです。目の前のページビューよりも人としての基礎体力のベースアップを意識してもらい、カテゴリを跨いで活躍してもらいたいという想いがあったからです。インターネット内に篭っていたら、一部のビジネス情報しか入ってこないんですよ。

僕がさまざまなコミュニティに足を運び、時には運営側として協力している意図はここにあります。自分が動かないと、現場の情報は入ってこないんですね。

このカテゴリを跨げるフットワークの軽さと、別のカテゴリから得てきた知見を噛み砕いて、自分のコミュニティメンバーにシェアできるのも独自性だったりします。


さらに、僕のオンラインサロンの著者輩出数は、数あるオンラインサロンの中でもトップクラスです(ナンバーワンと大きな声で言いたいけどエビデンスがないのでこっそり書いています)。サロンに入って著者になれるだなんて、メンバーにとっては大きな価値じゃないですか?

価値とはなにか

前項で「価値」という言葉が出たので、それについても解説というか定義付けをしたいと思います。

僕はセミナーなどで、よく「価値」について説明しています。なぜ説明するかというと「価値」というたった2文字の単語を別の言葉で言い換えられる人はほとんどいないからです。

結論から言うと、以下の方程式が価値という言葉を明確に表しています。この表現はあくまでも僕の主観(僕が習ったもの)ですが、大枠外れていないと思います。


価値 = 人の役に立つ物事 × 希少性
※ただし価値観は人によって違う


この方程式だと伝わらないと思いますので、「ダイヤのネックレスと職人手作りの腕時計」を事例として補足説明します。


ダイヤのネックレスには装着している人をきらびやかに見せる効果があります。あるいは、「私はこのダイヤを着けるに相応しい人間だ」と自尊心を高めることもできます。このように使用者にとって、なにかしらの便益を提供できるものが「価値」と感じてもらう一つの要素になります。

もう一つの要素である「希少性」はどうでしょうか。

人間は世の中にありふれたものに対して価値を感じません。ダイヤモンドは貴重なカットがされていたり、めったに見ることができない大きさだったりと、高価な宝石だからこそ価値として認識されるのです。

道端にゴロゴロと大量に転がっていたら誰も見向きもしません。道端に転がっている石を胸元に付けている人はいないですよね。


さらに忘れてはならないポイントとして、人によって「価値として認識する要素が異なる」という点があります。例えばうちの嫁氏にとってはダイヤのネックレスは価値と認識されるかもしれませんが、僕からしてみると家計の財布からお金を減らしていく敵なのです。

これが価値観の違いです。


僕としてはスイスの職人が一つ一つ手作りしている、うるう年うるう秒の調整すら必要ない、自動巻きの時計が欲しいわけです。月の満ち欠けすら全部計算されていて、ただ身に付けているだけで一生時計を合わせる必要がないだなんてものすごい精巧なプログラムだと思いませんか?

小さな文字盤の中には宇宙が詰まっているわけです。腕に小宇宙を着けられるだなんてロマンじゃないですか。たとえ価格が300万円だったとしても、毎日つければ1日8,220円です。僕は45歳ですから、これから40年間身に付けるとして1日205円です。

205円って言ったら一番搾り350ml缶が買えますが、こんなの10秒でなくなるので、要は実質無料なわけです。買わない理由なんてありますか?


でも鬼嫁先生からは「時計なんてスマホで充分じゃない」って言われるわけです。だから僕はここ10年腕時計をしてません。

これが価値観の違いです。伝わりますか?


必要としている人に、適切な量を届けることで、あなたの価値は最大化していきます。

オンラインサロン集客にあたって、主宰者の知名度よりも大切なこと

オンラインサロン運営者にはある程度の知名度が必要かと言われれば、確かに無いより合ったほうが良いと答えています。

とはいえ、知名度ってすぐに上がるわけではないですし、そもそもA業界では有名でもB業界では誰も知らないなんてこともよくあります。さらに知名度が上がるのを待っていたら何も行動できないので、動きながら知名度を上げていくしかありません。

知名度よりも重要なのは実績の明示、言い換えると「自分の得意分野によって」「メンバーに何を提供できるのか」を「わかりやすく伝え続ける」ということです。知名度はあるはずなのに、集客に苦戦している芸能人のオンラインサロンを見ても分かる通り、「知名度=オンラインサロンの集客」という式は成り立ちません

なぜなら、メッセージがまったく発信できていないからです。

知名度よりも実績よりも、メッセージを発信し続けることが、オンラインサロンを拡大していくためにもっとも重要な行動となります。

メッセージと言うと難しく感じるかもしれませんが、最初のうちはどれだけ「自分の得意分野で」「参加者に楽しい場を提供できるか」という点に絞ってもOKです。


例えばキャンプが好きで、毎週のようにソロキャンプを楽しんでいる人が居たとしましょう。

その人の得意分野は

・初心者にも優しいキャンプ場を把握している
・通好みの穴場キャンプ場も熟知
・テントやバーベキューセット勢揃い
・設営がスムーズ
・食材ももれなく手配可能
・後片付けも手早い

という点が考えられます。


参加者のメリットは

・実費(割り勘)を支払うだけで気軽にキャンプに参加できる
・キャンプ上級者から手順を学べる
・同じ趣味の仲間と出会える
・準備も片付けも必要ない
・毎週開催しているので、好きなタイミング・行きたい場所で参加できる
・少人数のキャンプでは体験できないアトラクションが味わえる(キャンプファイヤー等)
・覚えてきたキャンプノウハウを、自分の子どもに伝えられる

という点が期待されます。


この毎週キャンプコミュニティが月額1,000円(別に2,000円でもOK)で提供されていたらどう感じますか?主宰者は毎週好きなことをやり続け、Facebookグループなどのオンライン上でキャンプノウハウの発信や、質問や感想のフォローをしていくスタイルです。

20人の参加者がいれば月額2万円の副業収入です(手数料は考慮に入れてません)。好きなことをコミュニティとして構築して収益化させるのって、そんなに難しいことではないんです。


参加メンバーもキャンプ好き、あるいはキャンプに興味がある人が集まります。手軽にキャンプに参加できて、さらに新しい知識も得られるのであれば月額1,000円なんて安いと思ってくれる人は少なくないはずです。


何度も書きますが、「提供できるサービス」と「参加することによって得られる楽しさ」をひたすら発信し続けることでコミュニティは拡大していきます。

無理に「みんなを引っ張る先生」になる必要はありません。一歩先を歩んで、落とし穴や楽しさを知っている「背中を押せる先輩」として楽しさを伝えていきましょう。


なお、有名である必要はありませんが、SNSのフォロアーやブログの読者が多ければ多いほど初期の集客は楽になります。

募集し続ける鉄の心(あるいはルーチン化)

コミュニティを創って、維持していくためにはいくつかのステップを経る必要があります。

別にステップを経なくても創ることは簡単です。でも長続きしないんですよ。人が集まってこなくて、継続する気持ちが折れてしまうから。

ではなぜ人が集まってこないんでしょうか。

それは「ありきたりで」「告知が弱くて」「環境を維持できない」からです。どこにでもある内容で、恥ずかしがってメッセージを発しないで、すぐネタ切れして放置状態になっていたら、そもそも人は集まりませんし、勢いで入ったとしてもどんどん去っていくわけです。


【参考】ギガ盛りブログ飯募集記事

オンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」のサービスを細かく解説します。出版したい人、情報発信力を高めたい人は読んでね。
オンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」の学割プランは超オトクなので、騙されたと思ってちょっとこの記事読んでみて
コストパフォーマンス視点でオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」を説明するよ


ブログでもSNSでもいいですし、直接口頭での説明も重要です。無理な営業は聞き手も苦痛ですが、先方が情報発信の相談をしてきた際に、回答の最後に「そういえばこんなコミュニティやってるので興味あったらページ見てみて」って紹介するのは自然です。

さらにギガ盛りの場合、メンバーは毎月のセミナーに無料参加できますが、有料で一般チケットも販売しています。単発で参加するのと、オンラインサポートが付いた月額型に入会するのか、参加者に選択肢を与えているわけです。


一方、こっそり運用している複業のトリセツサポートサロンの場合、書籍の最後に割引コードを掲載しています。入会金3,000円のサロンですが、コードを使うことで1000円引きの2,000円で入会できます。

書籍「複業のトリセツ」(Kindle Unlimitedだったら無料で読めるよ)


このサロンは月額課金制ではなく、入会時の一回のみの支払いです。あとは永久無料です。


なぜこんな価格設定にしているかというと、表面上の理由は「書籍を読んでくれた人への実践サポート」となっていますが、裏側の理由は「オンラインサロンを怪しく感じている人のファーストステップ」です。

複業のトリセツサロンを経験してもらうことで染谷は怪しくない・・・じゃなかった、オンラインサロン業界は(怪しくてダメなのもあるけど)総じて怪しいモデルではないと感じてもらいたかったからです。慣れてきたら上位サービスのギガ盛りに入ってくれればいいなとも考えています。

その分、サービスはギガ盛りとは違って、参加者の質問への回答がメインコンテンツです。あとはセミナー割引や、時折、ギガ盛りで公開した投稿を転載してます。


まとめると、オンラインサロンの入り口をたくさん増やして、根気強く、そしてさり気なく勧誘し続けるのが大切です。誘い続ける鉄の心が持てない人は、毎月最初と終わりにサロン募集記事を公開する、SNSで呟くというルールを作って、淡々とやり続けるのをオススメします。

ルーチン化した作業は心の強さなんて必要としません(まぁ、熱量が伝わりづらくなるんですけど。

 
あれだけの会員数を誇る西野亮廣さんでさえ、毎日のようにサロンの募集をしています。芸能人が一生懸命やってるのに、一般人の僕らが何もしないで人が増えると思ってるのは単なる怠慢ですよ。

コミュニティガイドライン、利用規約、禁止事項について

まず、ギガ盛りブログ飯の募集ページに乗っている入会条件・注意事項は以下の通りになっています。

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1. サロン内でのメンバーの発言(オンライン、オフラインとも)のブログ、ソーシャルメディアなど外部メディアへの転載、口外はお断りしています。私(染谷昌利)の発信については、公開していただいても構いません。「染谷がオンライングループで言っていた」など、引用としてお使いいただけると嬉しいです(強制ではありません)。

2. 情報商材の売り込みや、ビジネスへの勧誘等、サロン内メンバーへの営業行為を目的とした入会はお断りします。判明した場合は、強制退会とさせていただきます。

3. Facebookの登録名が実名でない方は、入会をお断りする場合があります。

4. 入会目的が、本サロンの趣旨に著しくそぐわないと主催者が判断した場合、強制退会とする場合があります。

5. 本サロン内の円滑なコミュニケーションを阻害すると主催者が判断した場合、強制退会とする場合があります。

6. オンラインサロン入会申込完了後、Facebookグループへの申請を行ってください。なお、当該Facebookグループの承認には2営業日ほどお時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。

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なお、僕が条件として出しているのは1だけで、残りの5項目はDMMさんの方で追加してくれています。

基本的に僕は、コンテンツはいずれ無料化していくものだと思っているので、自分の発信する内容について無断転載されても特に気にしません。なので、僕の発信に関しては自由に使ってOKです。このぐらいの余裕を見せておくと自信あるように見えるんですよね。


というわけで、基本はプラットフォームの規約に準じているのですが、一応、心の中で決めているのが以下の5つです。

1. ターゲットではなく仲間

まずひとつ目、サロンメンバーは仲間であるということです。指導相手でもお客様でもありません。一緒の方向に向かって歩んでいる仲間です。

【参考】仲間になる可能性のある人を「ターゲット」と呼んでいいのか

なので、基本的にはメンバーのことを信頼して自由に楽しんでもらえれば良いかと思っています。

2. 正しいことより楽しいこと

ふたつ目は楽しくやりましょうということです。ルール通りの正しさを押し付けてもストレスにしかなりません。多少、ルールから外れていても楽しければそれでいいのです。

ただ、他の人に迷惑をかけてはいけません。それは正しくも楽しくもないからです。

3. 個人攻撃の禁止

コミュニティ内で誰かが誰かを攻撃し始めたら注意します。

議論・討論はまったく問題ありません。風潮・トレンドに対しての疑問の投げかけもOKです。

しかしながら個人への攻撃・中傷は場の雰囲気を悪くするので、公開でのやりとりはおこないません。見かけたら削除して、個人的にDM等で対応します。

4. 無理しない(させない)

無理な勧誘での入会も、止めたがっているのに退会を止めるのも、自分の仕事が回ってないのに忙しいプロジェクトに巻き込むのも、とにかく無理をさせることはさせないように意識しています。

無理してる感を見つけたら「気にしないから抜けていいよ」って個人的に声かけます。

5. 注意は3度まで

人はミスをする生き物ですから、たった一度の無意識でのルール違反(おもしろくないこと)で排除することはありません。とはいえ、3回も同じような注意をしなければいけない状況になったら、退会を促すこともあります。

とかいいつつ、今までそんな事はありませんが。

運営スタッフの導入について

最初のうちは主宰者一人でも問題ありませんが、参加メンバーが100人を超えてきたら、管理スタッフを置いておくとミスや対応の遅れが少なくなると思います。

堀江貴文イノベーション大学の場合、有志による部活が作られており、各部長が責任を持ってプロジェクトを動かしています。

管理スタッフに謝礼を支払うのもボランティアで動いてもらうのも主宰者が決めれば良いと思いますが、僕としてはしっかり謝礼を支払った方がお互い気兼ねなく気持ちよく活動できると考えています。

週1ペース以上で投稿できるネタ

ギガ盛りブログ飯の場合、メインは月1回のセミナーで、オンライングループでのコラム投稿や質問の回答、各種サポートはサブの扱いとなっています。

ですからコラムの投稿はそれほど多くなくて、少ない時は月に2~3本、多い時だとこのオンラインサロンの作り方コラムのように毎日投稿することもあります。とはいえ、あくまでもサブはサブなのであまり無理しないようにしています(予防線)。


ただ、オンラインでの情報提供や交流がメインコンテンツの場合はそう言っていられません。密度の高いコラム(記事)であれば週に1本ペースでも良いかもしれませんが、可能であれば毎日に近い形で新しい情報を投下していったり、メンバーとの交流を図ったりしないと、満足度を下げてしまう可能性が高まります。


西野亮廣さんは毎日のようになにかしらのコンテンツを投下し続けています。

実際に動かしているプロジェクトの経緯を載せたり、時事ニュースを自分視点で解説したり、時には新刊の宣伝をしたりと、手を変え品を変えて情報提供し、コメントで交流しています。月額1,000円でそれだけの価値を提供されるからこそ、2万人を超えるメンバーを抱えているわけです。

そこまでやれとは言いませんが(僕もできないので)、自分のオンラインサロンでしか提供できないコンテンツやサービスをいかに提供し続けられるか、しっかり準備しておきましょう。


オンラインサロン開始前に50本のネタ(タイトルだけでも可)を考えておけば、週1連載として1年間はコンテンツを提供できます。1年以内に次のネタを探し、新しい経験を積み、さらに50本のネタを蓄積しておけば翌年もコンテンツを提供できます。

3年目は初年度の50本を再投稿しても良いかもしれません。2年間、オンラインサロンを運営していれば、初年度に投稿した内容をもっと深掘りできるかもしれませんし、そもそもの考え方が変わっているかもしれません。

しっかりとした準備をした上で、自転車操業的なスリルを楽しみつつ、コンテンツを強化していきましょう。

 
なお、コンテンツがネタ切れした時点でオンラインサロンを閉じる運営者も多いです。

定期イベントについて(セミナー、交流会、飲み会)

“オンライン”サロンといっても、ネット上だけの運用では参加者の満足度を上げることは難しいです。ネット上の活動と並行して、オフライン、つまり現実社会での活動も力を入れていくことで、満足度の高いコミュニティを構築することができます。

ここではオフラインイベントの代表的な方法を3つご紹介します。

1. セミナー(勉強会)

僕が一番力を入れているのがセミナーです。そもそもなぜギガ盛りブログ飯というオンラインサロンをやろうかと思ったかというと、毎月セミナーを半強制的にやるという理由付けのためなんです。

ギガ盛りブログ飯は2016年10月にオープンしたオンラインサロンですが、実はそのルーツは2015年に遡ります。

2015年初の目標は「毎月セミナーを開催する」ということでした。目標を立てたにも関わらず、会場探しや集客(募集)が面倒でやらなかったんですね。なんで面倒かというと、毎月セミナー企画を考えるのはいいんですが、会場借りて、募集ページをPeatixで作って、集客できなかったら赤字じゃないですか。


そんなこんな理由つけてやってなかったんですけど、2016年にDMMの担当者さんから「オンラインサロンやりませんか?」ってお誘いがありまして。

当時はDMM内のセミナー会場や会議室を無料で借りることができて(※現在は有料です)、月額課金してくれているメンバー向けに毎月開催すれば、金銭的リスクはゼロで活動できるじゃないですか。

結果として、他のオンラインサロンとの差別化の一つとして、オフラインでの毎月セミナーを実施し続けているわけです。ギガ盛りブログ飯が始まったのが2016年10月ですから、今まで30回以上のセミナーを開催しています。

主に都内での開催ですが、年に1~2回は必ずどこかの地方に行ってセミナー+懇親会を開催しています。


セミナー講師は僕以外に2~3ヶ月に一度、サロンメンバーや専門性を持った外部講師にお願いしています。

サロンメンバーそれぞれに得意分野ってあるんです。それをシェアしてもらうことで僕も学びになりますし、なにより登壇者の経験値となります。セミナーをやってみたいと思っていても、2015年の僕のように手間や金銭的な問題でなかなか一歩踏み出せないんですよ。

そのリスクを僕が取ることで、なんの気兼ねもなく新しいことにチャレンジしてもらえます。もちろん謝礼もお支払いしています。目安としてはオンラインサロン会費の2~3ヶ月分ぐらいの金額です。

なおセミナー音声やスライドはオンラインサロン内で公開されているので、いつでも復習することが可能です。

2. 交流会

セミナーは僕が一方的に話すことが多いですが、交流会はメンバー同士の関係性を深めるために開催しています。最近は会議室を借りての交流会ってあんまりやってないのですが、昔は質問会やブログワークショップ(実際に手を動かす集まり)もやってました。

なぜ今は交流会をあんまりやってないかというと、3で紹介する「飲み会」が交流会を兼ねているからです。会議室借りるより、土間土間とかの飲み放題コース2,000円とかの方が、多少お酒や食べ物も入って(お酒飲まない人ももちろんOK)活気があったりするんですよね。

3. 飲み会

交流会と似てますが、要は酒や肴があるかどうかです。20人ぐらいの人数で、土曜の17時から19時ぐらいで開催したらかなり盛り上がったのでオススメです。

早めの時間帯であれば予約も取りやすいですし、リーズナブルなコースもあったりしますし、有志で2次会も行けるのでこれからも定期的に開催したいと思ってます。

決済プラットフォームについて

オンラインサロン運営において、決済サービス(参加者管理システム)を決める必要があります。入退会管理や、月会費未納のチェックをしっかりしておかないと、不要なトラブルになる可能性があるので信頼できるシステムを利用することをオススメします。

この項目では代表的な3つの決済サービスについて解説します

・DMMオンラインサロン

ギガ盛りブログ飯や複業のトリセツサポートサロンはDMMオンラインサロンのシステムを使っています。

DMMオンラインサロン

手数料は非公開になっているので、詳細は僕にご連絡いただければお答えします。あるいはDMMオンラインサロンのページから問い合わせてもらえば教えてもらえると思います。


手数料を高いと思うかそんなもんでしょと思うかは人それぞれなんですが、DMMの特典として、オンラインサロン用の独自プラットフォーム、提携イベント会場の割引、noteのようなコンテンツ販売のシステムが利用できます。さらにサロン内コンテンツをまとめて出版という可能性もあります。

あと、「渡部建のとっておきの店、こっそり教えます」とか「堀江貴文イノベーション大学」とかの有名オンラインサロンと並列で募集一覧が載るという小判鮫ブランディングも可能です。

・CAMPFIREコミュニティ(旧:CAMPFIREファンクラブ)

クラウドファンディングのプラットフォームとして有名なCAMPFIREですが、毎月支援型のサービスも展開しています。

CAMPFIREコミュニティ

利用手数料10%です。例えば月額10,000円のサロンであれば、9,000円が運営者に、1,000円がCAMPFIREに配分されます。

CAMPFIREはもともとクラウドファンディングの会社ですから、月額課金はコミュニティで、プロジェクトの資金調達はクラウドファンディング側でと、上手に使い分けることも可能です。コミュニティ内で協力者をつくって、クラファンのスタートダッシュを狙うのもありですね。

あと、「箕輪編集室」とか「前田デザイン室」とか「スキルシェアサロン」とかと並列で募集一覧が載るという小判鮫(略)。

・独自決済

PayPalなどの決済サービスを使うことで、自分自身での決済管理を行おこなうことも可能です。

PayPalの場合、手数料は3.6% + 40円/件で、上記2つのサービスと比べて非常に安い費用で利用できます。10,000円あたりの手数料は400円です。

難点といえば決済管理画面と参加者アカウントの付け合せも自分でおこなう必要がある点と、自分の集客力で勝負しなければいけないという点です。

とはいえ、DMMもCAMPFIREも、サロン一覧ページを見て申し込もうとする人は少数なので、そこまで気にしなくても良いかもしれません。

運用プラットフォームについて

オンラインサロンを運用する際に、よく利用されているサービスを紹介します。

・Facebookグループ

無料で使えるプラットフォームで、承認制でグループ運用できるため、多くのオンラインサロンで利用されています。イベントページ機能もあるので、オフラインイベントの告知も簡単です。

難点としては、情報が流れてしまうので読みたい投稿に辿り着くのが面倒な点と、原則実名制なのでFacebook嫌いな人は参加しづらい点があります。

・DMMオンラインサロン独自プラットフォーム

DMMオンラインサロン利用者はFacebookグループ運用と、この独自プラットフォーム運用を選択できます。

もし独自プラットフォームを見てみたいという人は連絡いただければ、複業のトリセツサロンに招待します。(複業のトリセツサロンに参加してください笑)。

β版から使わせてもらっているのですが、Facebookでできることは基本的に押さえていて、カテゴリ設定やテキストの一部公開などの機能がどんどん追加されています。

・LINEグループ(@LINE)

LINEグループで情報提供しているオンラインサロンもあります。ギガ盛りブログ飯も雑談用としてLINEグループを使っています。

情報を留めておく(アーカイブしておく)には向きませんが、ちょっとした交流に使うと良いかもしれません。

・Slack

SlackはIT業界を中心に利用者を伸ばしているチャットツールです。チャンネルという機能でカテゴリ分けもでき、メッセージの検索機能も備えています(無料プランでは直近10,000の投稿まで)。

無料プランでも十分な機能を備えているので、Facebookグループからの移行組も増えています。

他にもDiscordなど、さまざまなコミュニケーションアプリが増えていますので、いろいろと使ってみて利用しやすいツールを選択しましょう。

初期の会費設定について

オンラインサロン運営の難しいところ(オンラインサロンに限らないんですが)の一つとして価格設定があります。月額500円でも5,000円でも10,000円でも好きに決めれば良いと思うのですが、それでも悩んでしまうのが人間ってもんです。


・こんな高い価格にして売れるのだろうか?
・私レベルの指導力で、こんな価格を提示して良いんだろうか?
・安くし過ぎて消耗したらどうしよう


多くがこんな悩みです。僕もそうでした、というか今でもそうです。値決めって難しいんですよ。

先に言っておくと、価格とサービスの質に相関関係はありません。安くても売れない商品もあれば、高額なのに飛ぶように売れる商品も存在します。

「なんであんなにつまらないテキストコンテンツに29,800円も払ってんだろ」って思ったことはありませんか?

売れる商品は見せ方が上手で、積極的に情報発信をおこない、そして購入者を巻き込んでさらに知名度を上げていきます。売れない商品はその逆です。

なお、トラブルが発生するのは販売(申し込み)したあとです。商品・サービスの質が価格に見合っていなければクレームになり、場合によっては炎上していくわけです。


値段を決める際に一番注意しておくポイントが、お客様の利益が最大限になるよう設定するということです。自分が儲けたいからという気持ちで値段設定をしてはいけません。

もちろん、ただ単に値段を安くしろと言っているわけではありません。値段が高くても、商品を使うことによってお客様の利益が最大化すれば良いわけです。

ブランドや宝飾品などはまさにこの典型で、価格以上の価値をお客様に提供しています。それは商品の品質かもしれないですし、ブランドを持っているというお客様の満足感かもしれません。人気ブランドはこれらの要素を究極的に高めているからこそ、お客様は高価でも納得して購入するのです。

ブランドの正規店が値引きをしない理由は、提供する商品の価値を守っているからなのです。


では適正価格を決めていくにはどうしたらよいのでしょうか。考え方のヒントとして2パターンあります。

まず1つ目は原価から逆算するパターンです。商品の単純な原価はもちろんですが、そこに属する人件費や会場費、広告費、カード決済手数料、サーバー維持費などの想定販売管理費を上乗せし、最後に利益をプラスする方法です。

ニッチな商品でライバルが少ないが顧客の数も少ない。しかしながらその商品を求める熱狂的なファンがほとんどなのであれば、価格を高く設定して一回の販売における利益額を大きくする必要があります。逆に類似品を取り扱うショップも多く、顧客数も多い商品なのであれば、ライバル店に価格競争で大きく引き離されない程度の利益率を設定する必要があります。


2つ目のパターンは、あなたの判断で商品の価値を決めてしまうやり方です。

「この商品は5万円」と信念と覚悟を持って決めてしまうのです。あなたからしか買えないオリジナリティの高い商品やサービスを取り扱っていれば、競合相手はいないわけですから価格は自由に設定できます。

お客様はあなたの理念に賛同しており、自分のことをより良くしてくれる可能性のある商品だと思えば値段に関係なく購入します。この価格の決め方はお客様の満足度を高い位置で維持していく必要がありますが、強固なコミュニティが形成されているかどうかの一つの指標となりますので、機会があればぜひ試験的に導入してみてください。


僕としては一人でスクール型オンラインサロンを運営するのであれば月額500円とか、あまりにも安い価格設定をするのはオススメしません。無料のコミュニティなんてもってのほかです。最低でも3,000円、できれば5,000円以上の価格帯にして欲しいです。

なぜなら参加人数だけが増えると管理工数も増えますし、トラブルの種も生まれやすくなります。人が増えると一人あたりに使える時間も減ってしまい、結果として参加者の満足度を低下させます。それなのに対価(月会費)が少ないと心が消耗してしまうんです。

月額5,000円、100人規模のオンラインサロンであれば、ほぼメンバーの把握は可能です。そして本気度も違います。本気であればあるほど個別質問も増えますが、それなりの価格を設定しているので納得してサポートできます。目が届くということは、トラブルやクレームも大きくなる前に対応できるのです。


トラブルの話が出たので、以下、価格設定によるトラブルの原因をいくつか紹介します。簡単にまとめると「価格帯」と「満足度」と「理念」の不一致です。


まずは価格帯が高額の場合です。

例えば月会費10,000円にも関わらず、大した学びや交流がなかったら文句も言いたくなりますよね。それは金額と満足度が釣り合っていないからです。「ふざけんな、金返せ」ってトラブるわけです。


次に価格帯が低額の方。こちらはこちらでリスクがあります。

無料とかワンコインとかで情報を提供するのは決して悪いことではありませんが、一緒に歩んでいくコミュニティを形成していく場合にはそぐわない場合があります。それは「安いからとりあえず入っておけ」という人が必ず一定数いるからです。もしかしたら大多数になっているかもしれません。


価格設定は一定のハードルになります。会費を上げることで、意欲の高いメンバーが入会してくれる可能性が高まります。会費分をしっかり回収しようと思って交流するわけですから、活動も活発になります。とはいえ価格が高すぎたら高すぎたで提供サービスとの不一致問題が発生するのでバランスも大切なのですが。


そしてもっとも重要なのが「理念の統一」です。一緒に同じ方向(目指している姿)に歩んでいれば、小さな不満なんて気にならないんですよ。自分が成長しているという実感があれば、人って行動し続けられるんです。

価格と満足度が高い位置でバランスが取れていれば、メンバーは継続して、「場」に居続けてくれます。コミュニティに属していても、未来に期待が持てないと思われたら静かに離脱していきます。時折、大きな声で世界に不満を投げかける人もいて、それがトラブルとして表面化するわけです。


なお、採算度外視で学割設定もしています。学割プランの場合、ギガ盛りと同サービスを月額2,160円で提供しています。(募集ページは一緒でプランの選択が可能)

若い人が変なオンラインサロンに捕まる前に、こっちに来て欲しいという願いがあってこの価格設定にしているのですが、なかなかメッセージが届かないんですよね。

20歳前後の人って、やっぱり20代後半から30代前半の人に教えてもらいたいんですよ。僕とかもう40代中盤ですから、20歳前後の若者と使ってる言葉とかも違うので、どうやって届けたらいいのか日々試行錯誤中です。


そうそう、僕の決める価格の特徴は「今が一番安い」です。

価格改定(値上げ)のタイミングについて

長い期間、コミュニティを運営していると、当初の金額では対応できないと感じたり、サービスが充実してきてもっと高い価格でも良いんじゃないかと思ったりするようになります。それは普通のことです。

そんな時が値上げのタイミングです。


僕の個人セッション価格は最初(トライアル期間)1時間5,000円でした、それを1万円、2万円と値上げし、現在は3万円になっています。ギガ盛りブログ飯も初期価格は月額4,320円でしたが、2017年5月に月額6,480円に値上げしました。

自分の能力やサービスの価値が向上したと思ったら、積極的に値上げしましょう。払えないという人は顧客になりませんが、また違った層の顧客と出会うことができます。


とはいえ、いきなり「値上げします!」と言って価格を上げるのは不親切です。せめて2週間~1ヶ月程度の猶予を設けましょう。ギリギリになって駆け込み入会が増えるはずです。


ちなみに、リピーターに関しては、最初にセッションを受けた時間単価で再度受けられるようにしています。先にトライしてくれた人のメリットを維持するためですね。ギガ盛りも一期生の価格は維持したまま、二期生以降の価格を上げています。5,000円で個人セッションを受けたことがある人は、永久に同価格でサービスを受けられる権利があります。


先ほども書きましたが、僕の値付けの特徴は「今が一番安い」です。そして早い時期に仲間になってくれた人の利益を守ることも重要です。少なくとも僕はそう思っています。

値上げは迷っている人の背中を押してあげる善意

それでも値上げを迷っている人に一言だけ置いておきます。この項目の見出しになっている「値上げは迷っている人の背中を押してあげる善意」です。

現にギガ盛りブログ飯でも2週間の猶予期間を経て値上げしました。

人間は「得をしたい」という願望とともに、「損をしたくない」という想いも強いです。「2週間後には値上げして募集再開しますよ」と投げかけることで、いま入会しないと将来的に損だという感情を刺激したわけです。よくある情報商材のランディングページだとカウントダウンタイマー回すアレですね。

価値の項目で「希少性」の解説をしましたが、これは応募期間を狭めるという形の希少性のアピール方法です。


ありがたいことに、2017年5月だけで20名近い仲間が増えたわけで、僕は期待して入会してくれた人に対して、セミナーを実施したり、本を配ったり、質問に答えたり、コンテンツを投稿したりと、価値を提供しなければいけないわけです。がっかりさせちゃったら結果的に逆効果なんです、ファンじゃなくなるから。

人間はなかなか決められないんです。そこに時間という制限をかけてあげることで行動に移せる人もいます。さぁ、値上げしようぜ。

オンラインサロンの募集ページを作成しよう

オンラインサロン名を決める際に知っておきたい3つの型

ぶっちゃけ、オンラインサロンの名称なんて好きに決めれば良いんですけど、そうは言ってもある程度の型を知った上で命名すると、運営後の苦労(特に集客)が楽になるかもしれません(変わらないかもしれません)。

ここでは実際にあるオンラインサロン名を例に、3つの型に分けて解説します。


・名前+内容のシンプル型

西野亮廣エンタメ研究所
堀江貴文イノベーション大学
箕輪編集室
村田基・奇蹟の釣り大学

名前+内容をそのままオンラインサロンサロン名にしている型です。主宰者の知名度が高い場合、シンプルですがこの型が一番わかりやすくユーザーに伝わります。


・メリット訴求型

サラリーマンが300万円で小さな会社を買うサロン
オトナ女子のためのダイエット大学
1日100万円を目指すビットコイン講座
サウナサロン
(旧)脱社畜サロン

世間的な知名度が低い主宰者の場合、オンラインサロンの内容を凝縮してサロン名にすることをオススメします。ほとんどのサロンオーナーは知名度が高いわけではないので、サロン名から興味を持たせる工夫が必要です。


・インパクト型

TranSe Salon
議論メシ
Social Design Salon
ギガ盛りブログ飯

なんだかよくわからないんだけど、目を引く、印象に残る型です。ギガ盛りもここに属するのですが、ストレートにサロンの内容を伝えづらいので、初級者にはあまりオススメしません。ただ、「言葉を創る」ことができるので、軌道に乗せさえできればブランディングが楽になります。

募集ページとコピーライティング

オンラインサロンの募集ページ(ランディングページ)を作るにあたって、コピーライティングの基礎を学んでおくと、ページ構成や言葉選びの参考になります。

ランディングページを作る際に基本的に重要な要素は以下の5つです。

1.Head copy(見出し)
2.Sub Head copy(副見出し)
3.Bullet(ブレット/メリット・ベネフィット)
4.Guarantee(保証)
5.Postscript(追伸)

では一つ一つを解説していきます。

1. ヘッドコピー

ヘッドコピーはとにかく一番インパクトのあるものを一番上に持っていきます。あなたが見込み客に提示できる最大の約束事を宣言し、これで見込み客に「おっ!?」と思わせて本文を読ませていくわけです。

ギガ盛りブログ飯で言うなら「情報発信力を身につけて激動の時代を生き抜こう」とか、ヘッダー画像に入っている「ネットで生き抜くマル秘レシピ教えます」が該当します。

2. サブヘッドコピー

続いてサブヘッドコピー。これはヘットコピーほど強力ではないですが、項目毎に配置し、これを読んだだけでもサービス/商品の内容が理解できる文章を配置していきます。

同様にギガ盛りで言うなら、「インターネットの未来と可能性について、主宰の染谷昌利と一緒に学びながら考えていく参加型オンラインサロン」「参加メンバーの中から7名もの著者も誕生」、ヘッダー画像内の「ブログ飯の著者が直伝!ネットビジネスの基本から混沌の世をサバイブする裏ワザ、表じゃ言えないナイショ話まで情報満載でお届けします」が該当します。

3. ブレット

ブレットとは直訳すると弾丸になります。

分厚い弾幕を張るように、提供しているサービス/商品を使うことによって、ユーザーが受けられるベネフィット・メリットを、とにかくたくさん載せていくことで関心度を上げていく項目です。

商品を使うとこんな良いことがある。あなたの悩みが解決される。もう心配なんていりませんなどなど、顧客の気持ちを興奮させていくわけです。

ちなみにブレットは多ければ多いほどよく、見込み客に「あー、こんなにたくさんあるんだー」という印象を与えればOKです。訪問者は全部のブレットを読むことはなく、自分の気になったキーワードの箇所だけ読んでいきます。人間の目って都合よくできていて、自分の興味があるフレーズだけ覚えてるんですよ。

なお、ブレットを出した中で、一番強力なフレーズをヘッドコピー、次に強力なフレーズ群をサブヘッドコピーに持っていくのが一般的です。

ギガ盛りでは「提供コンテンツ」や「セミナー実績」、「出版プロデュース」などが該当します。とにかく「こんなにあるんだ」感を醸し出すために、やたら情報を載せています。

4. 保証

万が一、なにかトラブルがあった時の交換や返金などを指します。ここでお客様に安心感を与えます。

5. 追伸

最後に追伸です。ここで、商品についての熱い想いをもう一回語ったり、前の文章に戻ってもらえるようなフックを仕掛けたりします。

人は最初と最後(特に値段)しか読まないことも多いので、この追伸でページを上部に戻してもらうということを仕込みます。


他に入っていた方が好ましい要素として

6. ストーリー
7. 社会性証明
8. 権威

の3つがあります。

開発秘話等のストーリーがあると何故か信用と共感を生みます。そして続きを読んでみたくなります。

社会的証明とは簡単に言うと「みんな良いって言ってるよ」ということです。ここでは顧客の声を指しています。

権威とは大学教授の◯◯さんによると・・・ということです。人はその道の専門家の言うことは信用してしまう傾向があります。しかも根拠はいりません。白衣を着てるとか、名刺に肩書が入っているとか表面的なことでも信用度は上がります(法的にはダメですよ)。


これらの要素が的確に含まれているページが、いわゆる「読み手の心を震わせる」ランディングページなんです。

ただ、4と5は使い方が難しいのと、ランディングページに盛り込みすぎると鬱陶しさにも繋がりますので、無理に入れないでもOKです。


なお、昔にやった「なぜ人は怪しい壺を欲しくなってしまうのか」セミナーは、行動経済学と脳科学をベースにしてスライドを作っていますが、ランディングページの要素も含んでいます。

【参考】WordCampで話した「なぜ人は怪しい壺を欲しくなってしまうのか」の内容と補足説明


楽天市場の蟹の販売ページや情報商材のランディングページには、上記8つのすべての要素が含まれていることが多いので、研究のためにチェックしてみることをオススメします。鬱陶しいですが、一部のその情報を求めている客層の心に響くんですよ。


と、ここまで書いてて思ったのが、ギガ盛りブログ飯の募集ページのメンテナンス必要ですね。理論を知ってるということと、その理論を咀嚼して実行できることって違うんですよね(言い訳)。

【参考】売れるランディングページ(商品販売ページ)に必要な4つの構成要素と4つのNOT

持っている情報(ノウハウ)は全部出す

自分の知識やノウハウを全部出してしまったら、真似されて困ると思う人もいるかも知れません。

安心して下さい。あなたが実際に積み上げてきた知識や経験はそう簡単に真似できません。

セミナー等で講師が話していた内容を、そのまま行動に移せる人は本当に少数です。いえ、まったくいないと言ってもいいでしょう。

ほとんどの人は「いい話だったなぁ」と思って聞いているだけで、行動には移せません。しかもそれを3ヶ月、1年と続けられる人はさらに少数になってきます。だから安心して持っている力を全て振り絞ってコンテンツを公開しましょう。


僕はセミナーでよく「写真撮ってもらうのも、内容も好きに書いてもらうのも、SNSでタグ付けしてもらうのも全部自由なので好きにやってください」と最初に言います。実はこれ、参加者が本当にやるかテストしてるんです。

ブロガーなど情報発信者の集まりでもタグ付けしてくるのは1割もいません。一般的な企業や自治体主催のセミナーで登壇した場合なんて、200人とか参加してもゼロってことも珍しくありません。そんなもんなんですよ。

逆に簡単に真似されるのであれば、誰でも気が付く程度のものでしかありません。そんな時は、もっと自分の能力を向上させていかなければいけないと思いましょう。その方が将来的に良い結果がでます。

僕も特典セミナーや、ギガ盛り内でのコンテンツ投稿について、知ってることを全部出しています。正直、もうカッサカサです。潤い成分なんてここ数年ありません。可哀想だと思ったらヒアルロン酸ください。


でもアウトプットしきることで、メンバーも喜んでくれますし、なにより自分自身の復習になります。そして出し切って空いたスペースを埋めるために、また新しい知識を得ようとするんですよ。というか、主宰者が成長しなければそのコミュニティは長続きしません。

「フロー型コンテンツ」と「ストック型コンテンツ」を使い分ける

記事・コンテンツには大きく分けて「フロー型」と「ストック型」があります。

簡単に説明するとフロー型とは速報・今起きているニュース的な要素が強い記事で、ストック型とは普遍的なノウハウなどの要素が強い記事です。もちろん、どちらの型にもメリット・デメリットがあります。

1. フロー型コンテンツ

フロー型コンテンツとは、いわゆる旬の情報を取り扱った記事の事を指します。ニュース速報系の記事や新聞、テレビなどで提供されている情報が主に該当します。

話題になっている商品やサービス、ブームやトレンドなどを意識しておくことで、記事のネタとして活用することができます。

・フロー型コンテンツのメリット

■日々のニュースやトレンド情報を記事化するため、記事の量産がしやすい
■旬の情報のため知りたがっているユーザーが多く、結果として検索やSNSからのアクセス増が見込める。
■ノウハウだけ理解すれば、誰にでも容易に始めることが可能

・フロー型コンテンツのデメリット

■流行が過ぎてしまうとコンテンツの価値が失われ、アクセスが無くなる
■独自性が失われ、ウェブサイトの差別化が難しくなる
■日々のトレンドを追い求め記事の量産をする必要がある

2. ストック型コンテンツ

ストック型コンテンツとはブームやトレンドに大きく左右されない、普遍的なノウハウが代表的なものとなります。

例えばトレーニング方法であったり、家庭菜園の楽しみ方であったり、パソコンのアプリケーションの使用法であったり、時が過ぎてもそれほど価値が既存されない情報が該当します。

このようなタイプの情報を蓄積することで、安定的に読者を増やすことが可能となります。また、何度も見に来るような辞書的コンテンツであればリピーターも増やせます。

・ストック型コンテンツのメリット

■記事を積み上げることで、計画的なアクセスの増加を見込むことが可能
■ブームに左右されない情報のため、アクセスの乱高下が少ない
■独自性の高い情報を配信することが可能
■ジャンルを絞った情報を提供することにより訪問者の属性が絞られるため、広告やサービス紹介など、その後の展開が容易になる

・ストック型コンテンツのデメリット

■即時的なアクセスを集めることが難しい(じわじわと伸びる傾向)
■一つの記事作成に時間がかかる、大量生産が難しい
■質の高い記事を生み出すために、バックボーンとなる知識や経験が必要


フロー型とストック型は、どちらが優れていてどちらが劣っているという関係性ではありません。両者の特性をしっかりと理解して使い分けることで、価値の最大化を見込むことができます。

自分の運営するコミュニティはどちらの要素を強くしたいのか、あるいは足りない要素は何だったのかを認識しながら、2つの型をバランス良く活用しましょう。

退会に折れない鉄の心(あるいは諦めの心)

オンラインサロン運営で一番凹むのは退会です。

「一番凹むのはクレームでしょ?」って思われるかもしれませんが、クレームはまだ挽回のチャンスがあるんですよ。でも退会はそのチャンスすら失ってしまった気持ちになります。実際はそんなことないんですけど


メンバーが自分に近い人であればあるほど、その人が退会したときにショックを受けますし、そして引き止めたくなります。

でもそれはグッと我慢しましょう。退会希望者を引き止めてはいけません。退会という出口を閉じれば閉じるほど、そのコミュニティは閉鎖的になり、カルト化していきます。


どんなコミュニティでも一定数の新陳代謝は必要です。そう割り切って、笑って退会者を送り出す余裕を持ちましょう。もちろん再入会したいという希望が本人から出てきたら、手を広げて受け入れましょう。


ちなみに僕は入会者の人数よりも、退会者の人数を気にしています。

入会者を増やすのは、告知やサービスを増やしていけばいいわけで、意外と単純なんです。でも退会者が増えるというのは、運営に対して不満が増えているということです。マンネリで飽きたのかもしれませんし、対応がぞんざいになっているのかもしれません。

原因は複数に及び、なおかつ退会していく人は本心を言ってくれないので、察して対応を考えなければいけません。特に早期退会者の大きな特徴は「コミュニケーションが少ない(イベント不参加・自己紹介すらない)」という点があるので、察することすら難しいのですが、それでも不満を察する努力は主宰者として続ける必要があります。


そんなわけで、僕が察した退会者の特徴は以下の3つです。

1. コンテンツがマンネリ化して飽きた
2. 会費とサービス内容が釣り合ってないと感じられた
3. 別の活動に費用を使いたくなった

1は自分の努力でサービスの質を上げていけば良いですが、3はメンバーの考えなのでこちらとしてはどうすることもできません。

かろうじて2は1を改善するか、会費を下げるかで対応できるかもしれませんが、一度離れてしまった気持ちを引き戻すのは大きなエネルギーを必要とします。だからしょうがないんですよ(鉄の心)。


なお、3で退会していったメンバーは退会前にDMで連絡くれたり、退会後もTwitterでクソリプ送り合ったりと交友関係が崩れるわけでもありません。ただ、課金型のコミュニティから抜けただけで、人間関係まで否定されたわけじゃないんです。

だから安心して、心の中では「私、あなた好みになるから出て行かないで!(ハンカチを噛む)」と思っていたとしても、表面的には余裕な雰囲気で送り出しましょう。

コミュニティ(オンラインサロン)が終わる理由

「このオンラインサロンは役割を終えたので次のステージに進むために解散します」という綺麗事を並べながらオンラインサロンを閉じる運営者が散見されますが、本音の終了理由はそんな美しいものではありません。

要は「ネタ切れ(コンテンツ不足)」「入会者の減少(退会者の増加)」で、結果として収益も伸びず、運営意欲が減退し、ひっそりと閉じていくわけです。あのオンラインサロンとかあのオンラインサロンとかあのオンラインサロンとか頭に浮かびませんか?


コミュニティ内のトラブルで、主宰もメンバーも嫌気が差した時も運営意欲が減退します。トラブルなんて上手に解決すればそれすらもノウハウになるのに、投げ出してしまう人の方が多いんですよね。

トラブルの原因の一つは募集ページでの煽りなのかもしれません。

威勢の良いことを謳っていながら、提供されているコンテンツが貧困だったら、そりゃ不満もたまりますよね。その不満をすくい上げ、真摯に受け止め、サービスの質を向上させることによって信頼を取り戻すことは可能なのに、モンスタークレーマーだとか言い放ってしまう主宰者も一部存在するのは残念です。

そんなサロンは淘汰されるから別に構わないんですけど、オンラインサロン全体が怪しいイメージになるのは悲しいことです。


いずれにせよスタートダッシュはみんな元気なんです。発信力さえあれば、オンラインサロン開設早々に多くのメンバーを集められます。でも半年、1年とテンションが続かないんですよ。あとネタも。

ですから、半年~1年以上活動しているかどうかが、信頼できるオンラインサロンの一つの基準になります。(ギガ盛りブログ飯はもうじき3年だよ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌)


他にもコミュニティ閉鎖的になっていく、あるいは気持ち悪さが蔓延していくパターンがあります。

別に閉鎖的になる、気持ち悪さを感じるというのが直接的に悪いわけではないのですが、外部の人間が「あのコミュニティはキモい」と感じ始めたら入会のハードルになりますので、結果としてメンバーが増えずに淀んでいく(あるいは純化していく)恐れがあります。

コミュニティはなぜキモくなるのか

要素はたくさんあって、とても全ては網羅できないのですが、僕が思い当たるものを解説していきます。

これらの要素が含まれていればいるほど、そのコミュニティの結束は強くなり、主宰は絶対的存在になり、そして外部の第三者が見るとキモくなります。


誤解してほしくなのは「キモい=悪」ということでは無いということです。結束を強めて閉鎖的なコミュニティにするのも、外部との交流を増やして開放的なコミュニティにするのも、主宰や参加者が選べば良いわけです。

知識や経験がなくて選べない(選ばせることができない)状態が問題なのです。というわけで、キモくなる要素5つを解説していきます。

1. 主宰者が小さな社会の王様になりたがる

これが一番大きな要素です。主宰のキャラクター次第でコミュニティの雰囲気は大きく変わります。

・なにかしらのジャンルで結果は出している(ように見せている)
・自己顕示欲が強い
・威勢はいい(発言が強い)
・自分の言っていることは正しい
・自分のテリトリーがすべて
・チヤホヤされるのが好き

このような主宰者は小物界の大物程度の実力ですから、コミュニティ外の人は「なんであんな人に習いたいんだろう」と不思議に思います。不思議を超えてくるとキモさに変わってくるんです。

2. 古株メンバーが主宰者を神格化する

ある程度、コミュニティの運営期間が延びてくると、初期メンバーと新規メンバーの温度差が出てきます。

コミュニティが大きくなればなるほど、一部の古株メンバーが特別意識を持ち始める場合があります。スピッツは俺が育てた系ですね。新規メンバーが交流しづらい空気がコミュニティに流れてしまうんです。

これは古株メンバーが悪いのではなく、主宰者のコミュニケーションバランスが悪いことで生じる現象です。気心の知れているメンバーとじゃれ合ってたい気持ちは十分理解できるのですが、可能な限り公平に交流しましょう。

主宰者との親密性を自慢する古株メンバーが出てきたら要注意です。

3. たった一つの正解を強要する

この世の中、たった一つの正解なんてあるわけないのに、なぜかコミュニティ内では「これが正解」だと強い指導がなされる場合があります。そして「正解」に従わないと、存在価値を否定されるコミュニティも一部存在します。

主宰や運営幹部が絶対的ルールになってしまうと、発言の自由度が失われコミュニティの空気が澱みます。

指導力、カリスマ性によって一直線で最短距離を走らせるというやり方を否定するわけでありませんが、従順に従うメンバーたちを外から眺めると・・・ねぇ。

一方、自由度の高い(選択の幅が広い)コミュニティは、選択肢が多い分、メンバーの自立が求められます。さまざまなヒントをもとに、自分の頭で考えて行動してもらうスタイルです。この場合、試行錯誤する時間が必要になるので、成果が出るのは遅くなる傾向があります。

4. 自分のコミュニティの外部を否定する

自分の所属するコミュニティ以外を否定することで、優越感・特別感を与える方法もあります。

「このコミュニティに入ってる自分たちは最高で、それに気づかない人たちはバカ」という感覚ですね。自分や仲間たち以外を受け入れないという排他的な思考を植え付けることで、参加メンバーの結束を強めるやり方です

自分たちの考えに異を唱え、退会したメンバーのことを攻撃している状況を見て怖いと思ったことはありませんか?

5. 依存度を高めて自立させない(できない状態にする)

上記、4つの項目を親切丁寧に実行していくと、思考能力を減退させるので、立派な指示待ちメンバーができあがります。

指示通りに動いていればある程度の結果が出るし、主宰の影響力によって多少のドーピング効果が生まれて、自分の能力以上の成果につながったりもします。

そうなると場を離れて「自分の力でやっていこう」という意思が失われていきます。


以上、5つの要素を解説しました。何度も言うようですが、「心地良い=善」「気持ち悪い=悪」という単純な組み合わせではありません

長期間、安定してコミュニティを運営するためにはどの要素を強める必要があるのか、どの要素を減らす必要があるのかを判断して、自分のコミュニティに最適なバランスを判断することが大切です。

それでもコミュニティは大切

このコラム内で何度も言ってますが、キモかろうが、キモくなかろうが、自分を中心としたコミュニティを作っておくことは、これからの時代を楽しく生きていくためにはとても大切です。ビジネス的にも私生活的にも。

 
いつまで検索エンジンから集客できると思っていますか?
いつまで他人のプラットフォームで自由に活動できると思っていますか?
 

時代は常に変動しています。変わっていないと思うのは、気付いていないだけです。気付いた時に慌てるのか、コミュニティ構築という準備をおこなうのか。決めて、学んで、動くのはあなた次第です。


ここまで30,000字を超える長文を読んでいただきありがとうございました。メインコンテンツはこれで終了です。

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染谷昌利

作家、ブロガー、出版プロデューサー。長文のnoteをひたすら書いてます( ᐛ)。 このnoteで公開されているコンテンツはオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」メンバーはすべて無料で閲覧できます。 https://lounge.dmm.com/detail/461/
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